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    =ガイド山行実施に当たってご協力をお願いしたいこと(コロナウィルス関連)=

コロナウィルス感染拡大により長期間わたり見合わせておりました山行をようやく再開する目途が立ってきました。但し、コロナウィルスの問題が完全に解消された訳ではありませんので上手く共生しながらの山行となります。また、長期間の外出自粛、運動不足等により体力の低下が見られる方も多いかと思います。様々な問題を抱えての山行再開となりますが、どうぞ焦らず、少しづつ、何よりも山に登れることそのこと自体を楽しむつもりで臨んでいただければと思います。以下、ご参加いただくに当たってご協力をお願いしたい事として記述致しましたのでご一読いただきますようお願い致します。


■山行を実施するに当たってのことについて
*勿論のことですが、私ガイド自身が普段からの健康、体調管理の徹底及び体力向上等を図って山行を実施させていただきます。尚、当日の集合時においてもマスクを着用したままでのご挨拶となります。失礼ではありますがご理解ください。また登山地までの移動、登山行動中も可能な限りマスク(及び類似したもの)を着用させていただきます。

*お客様におかれましても普段から健康管理、体調管理等をして山行に臨んでいただきますようお願い致します。また当日の検温、体調チェック等を可能な限り行っていただきますようお願いします。特に熱や味覚障害、倦怠感など気になる症状がある場合は早急にご相談ください。

*移動中、山行中問わず、可能な限りマスク(及び類似したもの)の着用をお願い致します(行動中は状況によっての判断になります)。また除菌シート、除菌スプレー等も必要に応じてご使用いただければと思います。

■ガイド車両に同乗いただく際のことについて
定員いっぱいで乗車いただくことはほぼ無いとは思いますが、一応密閉空間になりますので乗車の際は換気等を考えて窓を開けて走行させていただく場合があります。寒さが気になることもあるかと思いますのでご乗車の際は上着等をご用意いただくとことをお勧めします。また行き帰りで座られる場所を変える場合はドア、手すり等の触れる個所等を除菌スプレー等にて処置させていただきます。

■行動時においての対応について
*山仲での行動中も原則的にマスクの着用をお願いしますが、これからの暑くなる暑くなる季節やまた行動によって体感温度の上昇により熱中症等の症状に陥る危険性があります。そもそもが「密」になりにくい屋外での活動ということもありますので状況をみて外すなり臨機応変に対処していただければと思います。

*歩行の際には基本的に前後の方と2~3m位は開けて歩いていただくようにお願いします(これは通常時と変わりません)。またロープを使用する際も基本的には前後の間隔は2m程度もしくはそれ以上開ける形での繋ぎ方になります(これは通常時と変わりません)。

■岩場、危険個所等での対応について
岩場の取付き付近や途中のテラス等は狭いことが普通です。また登山道であっても転落、滑落に繋がるような個所が多々あります。お互いの距離を開けることばかりに気が向いてしまって転、滑落や落石に当たるなどしてしまっては元も子もありません。あくまでも屋外での開かれた空間での活動ですので基本は登山における「危険防御」を第一に考えていただければと思います。

■コミュニケーションについて
思いっきり向かい合っての会話等は避けていただくようにお願いします。また向かい合って会話する場合でもお互い距離を取り合って行っていただきようにお願いします。

■山中での離合等の際の対応について
山中では出会った人に挨拶をすることが一般的なことです(賛否ありますが・・・)。特に離合で待ってもらった時などはちゃんとお礼を言いたいものです。しかし現状ではそのようなこともままならないのでせめて軽く会釈をするなどで良いかと思います。

■山小屋での宿泊を伴う山行について
基本的な事は各宿泊施設が設けられるルール等がありますのでそれに従う形となります。
但し、個人的な対策としては、例えば就寝時に枕に被せるものだとか、インナーシーツなどを持参いただくと良いかと思います。また宿泊施設にて休憩時や食事時にテーブルを囲んで「ワイワイ」と賑やかに宴をすることは難しいかもしれません。少々こじんまりした感じで行うことが良いかと考えています。

■山中でのテント泊を伴う山行について
参加者以外の他の登山者と同宿になることがないので安心感はありますが、一応「密」にならないような対策を考えています。例えば、各自ご自身のテントやツェルト等をお持ちの方はそれらを利用していただく。または当方が用意したテントやツェルトを使っていただき分宿していただくようにする。等です。ただ折角のテント泊、皆で一緒に食事をすることが大きな楽しみですので出来る限り当方で用意して皆で一緒に召し上がっていただきくスタイルにしたいと考えています(どうしてもご自身でされたい方はそれでも全然大丈夫です)。

■体力について
コロナウィルスの心配ばかりだと登山が楽しめなくなってしまいますし、何より楽しむためには「余裕」があってこそ。そしてその「余裕」を生み出す大きな要因が「体力」でもあります。長い期間の自粛等で体力が低下してしまったりされている方が多いかと思います。少しづつでも近場の里山歩きを再開するなどしてこれからの本格的な山行再開に向けて体力回復、向上を図って頂ければと思います。また逆にあまり無理をせず、今までより少しレベルを落とした山行から始められるのも良いかと思います。

以上、だらだらとした文章になってしまいました。実際のところ山行を再開してみないと分からない事ばかりです。暫くは試行錯誤をして、改善を繰り返しながらになるかと思います。とにかく一歩踏み出してみるしかないと思っています。

それでは皆様と一緒に山に登れることを心より楽しみにしております。


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